22、深夜の最強洗車おばさん

イルクーツクまで虫の大群と格闘していた愛車は、フェンダー、ヘッドライト、ラジエター、フロントガラス、ルーフボックスに至るまで大量の虫の死骸がびっしりとこびりついていた。特にラジエターが全面虫だらけでヤバそうだった。

これまで、ガソリンスタンドはガソリンを入れるだけで、洗車する場所はなかった。ロシアはどこで洗車しているのだろうと探していたら、12時を過ぎた深夜に車が何台も並んでいるところがあった。もしかしてココではと列の後ろに並ぶとセーターを着たおばさんがやって来てレジでお金を払ってこいと言っている。言われる通りにしておとなしく待っていると駐車場内に車を入れろという。で、そこからが凄かった。

まずは怪しげなピンクの溶剤を車に吹き付ける。たぶん洗車溶剤といわれる代物。

次に高圧洗浄機で水を盛大に吹きかける。

物凄い水の跳ね返りがあるのに最強おばさんは普通のセーター着ている。全然気にしない。背の小さいおばさんはルーフボックスには届かないので脚立を持ってきてガンガン噴射していく。ずぶ濡れになるが気にしない。

車の底面も丁寧に洗浄。その後なんと手で拭き上げる。

うーん、今の日本に深夜これができるおばさんはいるだろうか。この働き者のロシアの最強洗車おばさんとタイの最強マッサージおばさんが手を組んだらおばさんだけで世界征服できるなと思ってしまった。

優しいおばさまに丁寧にキレイキレイにしてもらって心なしか笑っているようにみえる愛車。

厳しい極東を走ってきたらぜひここで愛車やバイクを洗車してあげて欲しい。

 

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