23、クラスノヤルスクの夜

この地名を聞いてすぐにどこにあるのか知っている日本人は少ないと思う。僕も中央ロシアの地名は初めて聞くところばかりだ。クラスノヤルスクは中央ロシアに位置する100万人が住む大都市だった。造船所、アルミ工場、製紙工場、ロシア有数の重工業地帯でもある。日本でいうと広島や北九州に近い都市だ。中央に大きなエニセイ川が流れ、その川を挟んで都市が作られている。

実はロシアビザは数回入国を繰り返すことができるマルチビザを申請していた。20年前にモスクワに個人旅行で行った時はビザ申請がすごく大変だった。今は代行してくれる会社がいくつもあって、パスポートを代行会社に郵送して費用を振り込めば簡単にビザがおりる。シベリア横断道路では2つの大きな国の横を並走する。モンゴルとカザフスタンだ。モンゴルは大相撲で有名で、ゲルや大草原のイメージ。顔は日本人に近い。カザフスタンは急激に近代化された未来都市らしい。

横断中、どちらに行こうか迷っていたがカザフスタンには超絶美人がいるとの怪しい情報がはいってきたのでそちらに決まった。またカザフスタンの首都アスタナで万博が行われているという情報も興味をそそられた。

行き先が決まったところで腹が減ったとクラスノヤルスクのレストランを探しにホテルの外にでた。100万都市らしくオシャレなレストランやバーが結構流行っていた。近くのレストランに入って食事をしてホテルにもどると入口にBARという文字があり地下に降りる階段があった。行こうかどうしようか考えていると下からホテルの客らしい普通の人が上がってきたので降りてみることにした。

下に降りるとボーイがいて外国人だとわかると英語が話せるママが来た。システムを聞くとそんな高くないので入ってみることにした。ホテル併設のバーだし客引きがいなかったからボッタクリじゃないだろうとソファに座って待っていると、ママと女の子が2人来て飲み物は何にするか聞いてきた。ん、この展開は日本のキャバクラでは?とそこで気づいた。

キャバクラのように左右に女の子が座るのだが、全員片言の英語なのでたいして盛り上がらずにどこから来たの?いくつなの?とか日本のキャバクラ同様のつまらない会話をビールを飲みながらしていた。それにしても日本から数千キロ離れたこんな場所で日本そっくりのキャバクラがあるとは・・。たぶんオーナーが日本の外人キャバクラに出稼ぎに行って覚えてきたシステムなんだろうなと思った。

そのうちショータイムが始まった。

店の中央に作られているステージに1人づつ歩いてきて先端にあるポールで回転して帰っていくシンプルなショーだった。ここは友達と来てキャバクラ的バカ騒ぎして帰ったら面白そうだった。ショーが終わると恒例の延長する?という話になったので日本と同じようにNOとキッパリ言い切って店を出た。クラスノヤルスク、値段も安いし住んだら楽しそうだった。

明日はカザフスタン、なんの予備知識もなく国境越えをすることになる。大丈夫か?

 

 

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