34、アストロノーツの家

モスクワにあと一歩というところで夜も遅くなってきたのでいつものようにホテルを予約した。

小さな町の住宅街にそのホテルがあり、一般宅みたいなのでキャンセルしようかと思っていたら中から華奢な奥様が出てきて屋根付きの専用車庫に誘導された。専用車庫には車が一台泊まっていてガレージの中ドアから家の中に招き入れられた。

シャンデリアのある豪華な玄関らしきところには簡単なカウンターがあり、手続きを済ますとリビングに通され、その後2階の部屋で荷物を置いた。ホテルとも違うし民宿にしては豪華だなと思いながらシャワーを浴びて下のキッチンに夕食を作りに行った。

豪華なキッチン借りてカレーを作りながらホストの奥様に色々聞くと、私は医者でパパはアストロノーツよと聞こえた。アストロノーツ・・・「宇宙飛行士!!」

驚いていると指さされた額には、目の前でニコニコしているパパが額に入れて宇宙飛行士姿で飾ってあった。マジか!

本物のアストロノーツ(ソ連の英雄)の自宅に泊まってしまった。うぉーアポロとかソユーズとか宇宙について色々聞きたいぜと思ったが英語が稚拙で話が続かなかった。

こちらはコスモノーツ姿のパパ。

なぜホテルをしているのと聞くと奥様がいろんな国の人と接するのが面白いとおっしゃっていた。お子様はスペインで医者をしているらしい。

次の日、他の客が出ていった後、僕だけ特別に家の中を見せてもらった。

2階建てのビルには、映画が見れる視聴覚ルーム、ビリヤード台・トランプ台、トレーニング機材がぎっしりと詰まったトレーニングルーム、25m温水プールまであり、イメージしていた宇宙飛行士の家そのものだった。

最後に家のサンルームで奥様にポーズを決めてもらった。

つくづくロシアには驚かせられる。

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