恐怖のフルカ峠のあとは、世界的に有名なマッターホルンに行くことにした。場所はスイスとイタリアをまたぐアルプス山脈にある。エベレストやマッキンリーやキリマンジェロと並ぶ4778mのスイスの雄をいつかはこの目で見てみたいと思っていた。
マッターホルン近辺は、自家用車での乗り入れが禁止され、はるか手前の巨大な駐車場に車やバイクを置いて専用電車で向かう。マッターホルンは霊峰というのもありスイスの中でも大切に保護されているようだ。専用電車に２０分ほど揺られるとマッターホルンの街ツェルマットに到着する。
駅をでると駅前広場の一番いい場所に日本のモンベルショップがあって驚いた。こんな風に思いがけない場所で日本のブランドを見ると嬉しくなる。
駅前の電動タクシーは数分乗るだけで数千円かかるのでできるだけ駅に近いホテルをとることをおすすめする。僕の場合は宿が専用の電動カー（といってもゴルフカートのようなレベルだが）で送迎してくれるというので駅前のレストランで食事をしながら待っていた。しばらくして電動カーが来たので乗り込みホテルに着いた。
建てられたばかりのかなりキレイでおしゃれなホテルだった。
次の日、起きるとすぐに歩いて数分の有名な橋に向かった。昨日は夕方到着してホテルからマッターホルンが見えなかったので本物の勇姿を見て感動してしまった。
いよいよマッターホルンを間近に見れる有名な登山列車に乗ることにする。