90、2017年 ユーラシア横断・総括

何万キロも車とバイクで走るなんて、私にとっては大冒険だったこの旅行。2017年の6月中旬から始まり8月中旬の2ヶ月があっという間に過ぎ去った。ロシア20日間、ヨーロッパ40日間の旅程で、最初のロシアは早くヨーロッパにつきたいの一心で車を飛ばしまくった。1日平均で5〜600キロを走り、最大では1日で1200キロ走った。先を急ぐあまりロシアの全てを見て回った感じはしない。次行くときは、モスクワやサンクトペテルブルクをもっと堪能したい。ロシア人は独特のセンスを持っているので深く知ると面白そうな気がした。さらにモスクワから南下してヴォロネジや夏の首都と言われる黒海のリゾート、ソチやアドレルでいいホテルに泊まってみたい。

一方、ヨーロッパは案外見て回る所が多く40日間もいたのに残念ながら全てを見ることができなかった。その中でも心残りは、北欧や南欧に行けなかったこと。ここは来年またチャレンジしたい。

車でまわるヨーロッパで行くべきところのトップ5を上げるとしたら、1位「スイス・マッターホルン」2位「チェコ・プラハ」、3位「オランダ・アムステルダム」、4位「フランス・モンサンミッシェル」、5位「オーストリア・ハルシュタット」かな。パリやロンドンもあるけど車旅でここを訪れるのはもったいない。都市部より郊外のほうがキレイなところが沢山ある。

では、バイク旅のトップ3は、1位「スイス・フルカ峠」、2位「イタリア・フェラーリ博物館」、3位「スイス・ダボス」特に、スイスからイタリアへの道とオーストラリアへの道は移動中が綺麗すぎて目に焼き付く絶景が次々と現れる。特にスイスのリゾート地は洗練されており、ヨーロッパ人の趣味の良さに感銘を受けるだろう。

しかし、日本人がふらふらと車で日本を出て一度も危険な目に合わなかったのはラッキーだったんだろうか。海外旅行に行くと現地コーディネーターからスリや強盗や置き引きがいたるところにいるので油断するなと口酸っぱく言われるが、各国の夜の街を歩いてもそんなに危険な感じはしなかった。ヨーロッパの美しさの半分は夜にあるので、来年は積極的にライティングが素晴らしい夜を徘徊してみるつもり。

言葉も文化も違うが、食べものはどこでも美味しかったし、旅行している僕に皆優しかった。困っている人をみれば助ようという気持ちはどの国でも変わらなかった。何千キロと走ろうと道路は無料というのも素晴らしかった。

時間がある学生やリタイヤした人達は、思い切ってユーラシア横断旅行をおすすめする。学生はバイクで、リタイヤした人は車がおすすめ。装備は北海道のキャンプに行くレベルで十分だが、車やバイクの盗難防止にはお金を使ってほしい。車ならハンドルロックやアラーム、バイクならアラーム付きのディスクロックとゴツいチェーンは必需品。

ユーラシア横断の90%以上は舗装路なので、バイクは400cc以上のアドベンチャー、車は普通車のSUVが使いやすい。といっても新しく買うのではなく、普段使っている車やバイクでも十分横断できるので、ぜひ挑戦してほしい。

横断旅行は、楽しかったというより自信がついたのほうが大きいかもしれない。この歳で一人旅をして無事帰ってきたのは驚きだった。来年は準備がいらないのだから、今回より深くヨーロッパを堪能しようと思う。ミュンヘンのHISで買った1年オープンのチケットがあるのだから・・。