164、フィジカルAI

真面目な労働者ロボット、品のある執事ロボット、おちゃめに戦うロボット、サッカーやピンポンするロボット。その中でひときわ光る「タレント性のあるロボット」がシャオペンのこれ。バランスとポージングが完璧。このロボットは、アナウンサーやモデル、タレントなど高付加価値の仕事を受け持つだろう。

で、これから出てくるフィジカルAIのなにが凄いかを考えるときに「コスパ」が最初に来る。

例えば人型ロボットが定価1800万だとする。3年で壊れるとして、年間600万。月に50万。ロボットは高いなぁと思われるとそれは違う。人間と違うのは24時間動くことができる。時給に治すとなんと「649円」。量産効果で製造コストが下がって600万になると「時給216円」。300万なら「時給108円」

24時間警備をしたい、24時間飲食、コンビニ、24時間看護、24時間道路整理などなど、インフラに多い24時間の仕事をロボットに任せると一気にコストが下がる。

さて、どんな人が彼らに仕事を奪われるかというと「まずは高齢者と移民」がターゲット。彼らはロボットに対抗するために最低賃金を無視して時給100円で働くか、犯罪者になるか、自給自足する農家になるしかなくなる。テスラが描くロボットに雑用を任せて人間は楽しくおしゃべりや飲食をするなんてことは一部の人だけで、大多数は野垂れ死にする世界が待っているのかもしれない。