2、ユーラシア大陸横断 |異国の地の始まり

フェリーは定刻通り、2日の船旅で着いた。

車は異国の保管所に置かれていた。

日産のNV200である。これからこの車が旅の相棒となる。

この旅行の為に新たに車を買うつもりだったので、いろんな車種から絞っていって「見知らぬ異国で最も安全な車」として最終的にNV200を選んだ。

この車は世界中で販売しているワールドカーなので、どの国に行っても目立たない。現行機種で部品が豊富にある。荷室が大きくバイクが積める。足回りがバンと同様でしっかりしている。高い座席で運転がしやすい。フル装備の割に安い。商用車的な便利オプションがある。などなどメリットが沢山あった。

今回の旅の主目的は、「自家用車やバイクで海外をドライブして無事に帰ってくる」である。その能力は様々な場面で発揮してくれることになるのでおいおい書いていこうと思う。

バイクは発売されたばかりのレブル500。慣らしだけ終えてこの旅につれていくことにした。日産NV200にピッタリと収まっている。左右に余裕があるので、生活用品一式や水など様々な荷物を一緒に積んでいく。

ところで、今回の旅行にガーミンをわざわざ持っていったのだが一度も使わずじまい。それも車用とバイク用を用意したのだが、どちらも「グーグル・マップ」だけで問題なかった。その代わり、フリーSIMタイプのスマホと現地のロシアSIMは絶対必要。ロシアSIMはウラジオストクについたらコーディネーターの人がスマホ屋に連れて行ってくれる。そこで調達するものがロシア用SIMなので、日本から中国製の怪しげなSIMを持っていく必要はない。面倒な設定もそのスマホ屋がやってくれる。

車、フリーSIMスマホ、パスポート、クレジットカードだけしか持たなくても、十分ユーラシア大陸は横断できる。気候のいい時期にぜひチャレンジして欲しい。