11、道路の銃弾

昨日は実銃の発砲騒ぎに驚いたが、ロシアでは道路でも銃弾が飛び交う。

ハバロフスクを後にして移動をしはじめたら、突然、ライフルで打たれたかのような「ビシッ」と大きな音がした。車を停めるとフロントウィンドウの左隅に飛び石の後があった。

1センチ強の穴がフロントガラスを貫通する寸前までできていた。もしバイクで走っていて、この飛び石に当たったら大怪我するだろうなと想像してゾッとした。

さらに走って行くと、突然かなりの勢いで「ドンッ」といって白い大きなものがフロントガラスにぶつかってきた。体長50センチの鳥だった。僕の車の前にいきなり飛び出てきて、そのまま空に飛び上がろうとしてフロントガラスにぶつかったようだ。これもバイクだったら・・・間違いなく転倒したなと思った。

日本では飛び石があってもここまで穴が空いたことがなかったし、ましてや大型の鳥がぶつかってくるなんてことはなかったのでかなり驚いた。

極めつけは、虫の弾丸だった。

大小さまざまな虫と蝶が雨あられと降り注ぐ。3日間も走り続けるとラジエター部分が虫で詰まってしまうほどだ。止まるとハエがたかるので、虫嫌いにはロシアツーリングは過酷なものとなる。