68、クロアチア

クロアチアはシェンゲン協定に参加していないので、国境でのパスポート検査や税関検査がある。といっても簡易的なもので入国は待ち時間を含めて30分ほどで終わる。オートバイは荷物検査もなくスムーズに通り抜けられた。

これまで山ばかりを見て走っていたので、とりあえず海を見たいと思ってスロベニアから一番近いオパティアのビーチに行ってみることにした。

最初に現れたアドリア海の海岸線。アドリア海といえば、日本人がすぐに思い浮かぶのが魔女の宅急便や紅の豚でも登場した麗しの港町。残念ながらその港町(ドブロブニク)はクロアチアの南端にある。

涼しい山岳部のオーストリアから4時間ほどで夏の海岸に着くので、夏休み期間というのもあって家族連れで賑わっていた。小さなビーチを中心に海の家やカジノやホテルが立ち並んでいる。今風のオシャレなビーチというより、元東欧らしく少しアンティークな感じの東南アジアのビーチに似ていた。

そこからプーラという半島の南端を目指してバイクを走らせた。海岸沿いの道と中心の山岳路があり伊豆半島のようなバイクには楽しいツーリングロードだった。しかし夕方に着いたオパティアの海岸から4時間ほど走ってもホテルが見当たらない。困り果ててスーパーのおばさんに聞いた近くのホテルはイタリアンレストランの3階だった。食事はもちろんスパゲッテイで美味しかったが、部屋にはいると40度近いのにエアコンもなく寝苦しい夜を過ごした。