20、ロシアの生活事情

ロシアは最貧国の後進国ではなかった。日本の地方の方がいまや貧困かもしれない。ロシアは農業国なので、食べ物には困っていない。豊富な肉、野菜、果物、生鮮食品、加工食品、冷凍食品が揃っている。地方都市のスーパーでさえも巨大でイオン顔負けの規模だ。

車は日本車、買い物はイオン、ATMもあるし、コンビニもある。価格は全て日本の半値と思っていい。もちろんスマホもあるし通話料も激安、インターネットにいたってはタダ同然の使いたい放題。イルクーツクより西はグッと都会になり暖かい。中央ロシアは、モンゴル、カザフスタン、中国との貿易も盛んでその生活レベルは髙い。ロシアにいるとアマゾンはいらねえなと思ってしまう。

今回の旅行の為に日本食を数万円分持ってきたが、ロシアの惣菜やレストランが美味しくて1食しか食べてなかった。水はさすがに日本の水の方が超軟水で美味しい。現地のロシア語で書かている水のボトルは炭酸入りかそうでないかがわかりずらく何度も間違えて買っているうちに段々炭酸入りも美味しく感じてきた。沸かせば普通の水になるのでそれでなんちゃってコーヒーとかも作っていた。

お菓子もいろんなタイプがありお菓子好きの僕には天国だった。クッキーもチョコレートもポテチも様々種類があり飽きなかった。肉や魚も様々な種類が豊富にあった。

果物は新鮮なものがほとんどあった。粒が日本より大きく水っぽくないので食べごたえがある。特に葡萄とイチゴとりんごは美味しかった。

お昼用のボリュームたっぷりのランチパックと夜の車中泊用の惣菜選びは毎日楽しかった。量り売りなので食べれる量を指定してパックに入れてもらえる。サラダも充実しておりバランス良く夕食が楽しめた。もちろんお願いすれば電子レンジでチンしてくれた。車の中でお湯を沸かし、スープを作り食後のデザートとコ−ヒーまで堪能した。